白血病症状で最も危険性の高い症状は、感染症症状です。
白血球は人体の防衛細胞。
体内へ侵入してしまったウイルスに対抗する細胞が白血球細胞です。
この白血球細胞が著しく低下、もしくは増加する白血病では、体内の抵抗力が弱くなり、様々な感染症を発症するようになります。
最も多い症状は肺炎症状。
通常の風邪であっても体内に侵入したウイルスへの抵抗力を失った人体は感染症を発症してしまうことになるのです。
白血病患者の多くは、白血病そのものの疾患だけでなく、こうした感染症によっても大きなダメージを受けてしまうのです。
白血病を発症した場合、これらの感染症の危険性を常に意識しておかなければいけません。